【鏡の回廊】
□■鏡の難しさ............................................................
鏡を作ることは昔から難しいこととされていたようです。 日本の仏教美術にも、シルクロードによりもたらされた鏡を使った天蓋があり、当時の技術の高さを 伺える一種の目安ともなっております。 ヴェルサイユ宮殿の有名な鏡の回廊(鏡の間は他にある)の357枚の鏡は最初イタリア製の鏡が使われていたそうです。 でも、フランスの偉大さを広めるためにバロック様式を惜しみなく散りばめた宮殿の、重要なスポットに他国製品 しかも当時貿易交易でがっぽがっぽ貯めて繁栄していたイタリアとくる。
仏> い い わ け が な い 。
フランスは結構他国を敵視する描写がなされるのが本を読んでいて多いと思いました。 特に対イタリア、イギリス。 フランス料理の基盤はイタリアというのを認めたがらないフランスというのも、ちょっとした昔からの因縁でしょうか。
※ゴシック様式・・・ポルトガル語「Barroco(歪んだ真珠)」に由来する、 豪華・過剰装飾が特徴の権威や権力を象徴するのにはもってこいの様式。絶対王権の威光をあらわしたいならこれだね!
バロック様式と間違えがちなのでご注意を。 バロック様式は教会などに多く用いられました。有名なのでノートルダム大聖堂。天井を見ればすぐに分かりますよ。
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鏡の回廊の窓と鏡。
2013.01/04